2009年7月5日日曜日

材料の選定 その3

はい、これに決めました。

 


このトップ材は、シトカスプルースの材を選んだ後、たまたま地下に行ったらイングルマンスプルースを発見!
「これでもいいよ」ということなので即決定。 木目ではシトカの方が詰ったものが多かったが今までに見たマーチン社のイングルマン仕様のギターもこれくらいのものだった。

バック以上に難しかったのがサイド。 バック、トップ材に比べ比較的音への影響が少ないと言われる部分だが、色や木目をバック材とできるだけ合うものを選ぶのが基本。
それがね、案外ないんもんなんです、ぴったり合うのって。

実は、本日最大の「見っけもの」はネック。

 
「これはM社から仕入れたやつなんだけど。 ほら、こんな完璧なクオーターソウン(Quarter Sawn)には二度とお目にかかれないぜ、これ使っときな。」と言われ、頂いたもの。

確かにヒール部分の木目ときたら、教科書で「これがQuarter Sawn」と教えられるほど完璧。 ねじれている部分が全く無い。これはラッキーでした。
* 余談ですが、バターナットというマホガニーより「軽くて強い」材があり、氏は好んでこれを使っていますが、マー坊の今回のポリシーとしては
「マーチンの OOO-28と同じ材料構成で、マーチンを超えるもの」


であるので、トラディショナルなマホガニーを選ぶことにしました。
でもこのバターナット、日本では全く聴かなかった名前だが、マホガニーより全然軽い。それでマホガニー「より」強いってことだから.....おそるべし! (ところでバターナットってどんな木?)

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